2013年1月7日星期一

エジプト大統領官邸周辺に軍出動 衝突で5人死亡

エジプト大統領官邸周辺に軍出動 衝突で5人死亡
【カイロ=大内清】エジプトのモルシー大統領が発布した憲法宣言をめぐる政治危機で、首都カイロの大統領官邸、イッティハーディーヤ宮殿周辺に6日朝、軍部隊が展開した。付近ではこれに先立つ5日夜から6日未明にかけて反モルシー派のデモ隊と政権支持派が衝突し、保健省によると少なくとも5人が死亡、600人以上が負傷した。カイロで混乱が拡大すれば、市民から軍の介入による治安回復を求める声が高まる可能性もある。 政府系の中東通信は、軍の出動は「宮殿警護のため」としているが、モルシー氏の命令によるものか否かは不明。同氏が11月22日、憲法宣言で自身に強大な権限を付与して以降、首都で双方が本格的に衝突したのは初めてだ。これまで、首都ではデモの日程や場所をずらすなどして直接対決を避けていた。 軍は6日、宮殿付近に戦車や兵員輸送車を配置、政府施設などの警護にあたる共和国防衛隊のほか、陸軍も出動しているもようだ。地元メディアなどによると、軍は、宮殿付近に残るデモ参加者らに解散を命じたものの、両派の間では散発的に投石などが続いた。 モルシー氏は就任から間もない8月、国防相を電撃解任するなどして軍の掌握に努めてきた。軍部にもモルシー氏の出身母体であるイスラム原理主義組織、ムスリム同胞団への強い警戒感があり、小規模ながらも今回、軍が市街地に出動したことで、モルシー氏の軍部の掌握度が試される形となった。< 前のページ12次のページ >
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